2021-12-06

ストーカー防止法が可決成立、6ヶ月後施行

立法院院会(国会本会議に相当する)は、2021年11月19日、ストーカー防止法(中国語「跟蹤騷擾防制法」)が可決・成立した。総統が、同年12月1日、同法案に総統府で署名し、同法は6ヶ月後に施行される見込みである。
 
同法によると、相手に対して恐怖感を抱かせる、相手の日常生活や社会活動に影響を与えるなど、性と性別に関する8項目の行為を持続的にあるいは繰り返して行うことが禁止される。行為の類型として、監視やストーカー、付きまとい、恐喝、名誉の毀損、電話やインターネット上での嫌がらせ、デートの要求、個人情報の無断利用による物品の送り付けなどの行為が処罰の対象となる。
 
罰則としては、違反行為は親告罪であり、1年以下の懲役、拘留または10万元以下の罰金に処することができ、凶器やその他の危険物を所持して行為に及んだ場合には、5年以下の懲役、拘留または50万元以下の罰金に処することができる。
 
また、警察は容疑者に対し書面で警告し、2年以内に再び違反した場合、被害者などは保護命令を裁判所に申し立てることができる。保護命令に違反した場合、3年以下の懲役、拘留または30万元以下の罰金に処することができる。なお、裁判所が事態の重大さを認めた場合、予防拘禁も可能になる。
 
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