2012-06-18

台湾の戦略ハイテク物資 中国への輸出規制緩和

台湾の「戦略ハイテク物資(SHTC)輸出入管理弁法」により、戦略ハイテク物資の輸出は、全ての国家・地域を規制対象国・地域としているが、特に、イラン、イラク、北朝鮮、中国大陸、キューバ、シリア、スーダンは規制強化地域として分割輸出許可や罰則の適用等で他の国家・地域向けよりも厳しく規制されている。但し、台湾と中国間の経済・貿易は、益々頻繁に行われるようになっており、且つ米国、EU、日本、韓国を含め、世界中で中国大陸を戦略ハイテク物資の規制対象としている国は殆どないので、中国大陸を戦略ハイテク物資の規制対象とするのは、台湾業者の中国大陸への進出に非常に不利であるという懸念が強まっている。そのため、経済部国際貿易局には、中国大陸を戦略ハイテク物資の規制対象から削除する法改正を行う予定がある。ただ、経済部国際貿易局は、「許可を得ない第12類の半導体ウェハ(経済部工業局のウェブサイトで確認できる)の中国大陸への輸出は依然として禁止されており、違反した場合、5年以下の懲役、拘留又はニュー台湾ドル150万元以下の罰金にあわせて処することができる」と述べた。
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