2007-02-05

Intertainer がApple、Google及びNapsterを権利侵害で訴えた

  1996年に設立され、米国カリフォルニア州サンタモニカに本部を置くIntertainer社は、インターネットを利用して映画等のAVエンターテイメントのダウンロードサービスを提供した草分けである。当時該サービスは消費者に割と受け入れられず、またIntertainerと ハリウッドの映画会社との交渉が予期されていたほど順調ではなかったため、IntertainerにはIntel、Microsoft、Sony及び NBCなどが投資していたにも関らず、Intertainerが2002年に営業を停止した、然しIntertainerがまだ解散していないため、該社が目下なお法人格を有している。

  Intertainerが2002年にハリウッド映画会社5社に対する訴訟を提起し、それらの映画会社が映画の授権の提供を拒絶し、またはより高額のロイヤリティーを求めたのは、競争相手のMovielinkに与えた条件と比較すると、明らかに差別待遇があると訴えた。その後Intertainerはそれらの映画会社と法廷外で和解に達したが、和解条件は公開されていない。

  目下Appleはそのインターネット商店iTunesを通じて映画を販売している。Googleも関連動画サービスの提供をしており、該社は最近さらに動画共用ウェブサイトYouTubeを購入した。Napsterは音楽ダウンロードサービスを提供する会社の一つであり、該三社は目下デジタルコンテンツのダウンロードサービスのリーダー的存在である。

  2005年12月29日にテキサス州東区連邦地方裁判所に、Apple、Google及びNapsterに対する訴訟を提起し、前述三社が合法な許諾を得ずに、勝手にIntertainerの享有するデジタルエンターテイメントプラットフォーム技術を使用し、Intertainerが 2005年8月に取得した特許を侵害したとして、該三社に損害を賠償するよう要求し、同時に該三社が引き続き該特許を使用するのを禁止するよう要求した。

  資料によると、米国の2006年の特許権等訴訟で賠償を認めた判決の金額はほぼ2005年の3倍にも上った、このことからハイテク業者は訴訟手続が莫大な時間を要することをよく知っているが、なお訴訟手続を通じてその権利を守ろうとしているのが明らかにわかる。
前の記事 一覧に戻る 次の記事