エイサーのNB広告が誇大であり、120万元の過料を課された。
行政院公平交易委員会(以下、公平会という)は2008年7月2日第869回委員会議で、宏碁股份有限公司(以下、エイサーという)がノートブックコンピュータ商品の販売広告で「Acer Aspireは全世界で唯一 全シリーズにドルビーサラウンドを搭載」と述べ、商品の内容につき虚偽不実及び誤解を招く表示をし、公平交易法第21条第1項の規定に違反したと議決し、処分書が送達された翌日より直ちに前述違法行為を停止するよう命じ、且つニュー台湾ドル120万元の過料を課した。
公平会は以下の通り表示した。エイサーが「Acer Aspireは全世界で唯一 全シリーズにドルビーサラウンドを搭載」を本件商品広告のキャッチフレーズとした、「全シリーズ」とは、本件Acer Aspireのノートブックコンピュータの全ての商品を意味する。一般の消費者が普通の注意力で本件広告を観察して得る全体的印象及び普遍的認識は、エイサーが本件広告期間に販売するAcer Aspireシリーズのノートブックコンピュータ商品は、全世界で唯一全てドルビーサラウンドを搭載しているということのはずである。
公平会の調査によると、本件広告期間において、ドルビーサラウンドを搭載しないAcer Aspireシリーズのノートブックコンピュータ商品も市場に流通しており、エイサーも2007年6月以前に生産したAcer Aspireシリーズのノートブックコンピュータ商品にドルビーサラウンドを搭載しないことを認めた。エイサーがなお「Acer Aspireは全世界で唯一 全シリーズにドルビーサラウンドを搭載」を本件関係広告のキャッチフレーズとし、所謂「全シリーズ」とは、ただ2007年6月以後発売した新開発シリーズ機種だけに限るという重要な情報につき充分に開示せず、本件のカタログを見ても、如何なる旧機種排除の表示もないため、本件広告で「Acer Aspireは全世界で唯一 全シリーズにドルビーサラウンドを搭載」と述べたのは、虚偽不実及び誤解を招く表示のはずである。
公平会がエイサーの違法行為の動機、目的及び予期した不当利益、違法行為の取引秩序への危害程度、違法行為の取引秩序への危害の持続期間、違法行為により得た利益、事業の規模、経営状況及びその市場地位、違法類型は中央主務機関に正され、又は警告されたことがあるか、これまでの違法類型、回数、時間間隔及び受けた処罰、違法後改悛の実証、及び調査に協力する等の態度その他要素を斟酌して、エイサーにニュー台湾ドル120万元の過料を課し、並びに前述違法行為を停止するよう命じた。