2009-04-20
偽エルメスのバッグを売って 2.5億元の賠償金の判決が下された
フランスの高級ブランドバッグ「エルメス」(Hermes)の元女性販売員が、四個の偽物のエルメスのバッグを販売し、知的財産裁判所からエルメス社に2億5625万元を賠償し、且つ謝罪を新聞に登載しなければならないとの判決を下された。本件判決は類似案件の個人に対する賠償請求の最高額となった。刑事部分につき、二審裁判所は一審判決を維持し、詐欺罪により「懲役6ヶ月、罰金刑に換えることができ、三年の執行猶予とする」と判決した。
この判決につき、エルメス台湾支社は、偽ブランド業者が不法に利益を謀ることに対して打撃を与えた一大勝利であると述べた。エルメスは去年フランスの法廷でeBayのウェブサイトでの偽ブランド品販売を訴えて勝訴したが、勝訴賠償金額は3万ユーロ(ニュー台湾ドル約140万元)にすぎなかった。
商標法第63条第1項第3号の規定によると、権利侵害を受けた業者は偽物を売却又は製造した者に対して、法により被偽造商品の価値の500倍から1500倍を賠償請求することができる。本件犯人李は四個の偽ブランドバックを合計205万元で売り、平均単価は51万2500元であり、裁判官は最少の500倍で計算し、2億5625万元を賠償するよう判決した。
裁判所の判決は次のように指摘した。2004年12月に、犯人李はフランスでエルメス商標に類似した牛皮で銀色のバックル付きの、オレンジ色と茶色のバッグ各一個を購入し、エルメスのバッグだとして、蔡氏の服飾店に置いて、販売させ、蔡氏が26万元、22万5000元で売却した。
2005年6月、犯人李は再び義大利からHermes Birkin(エルメス バーキン)の緑色、ピンク色の鰐皮バッグ各一個を買い入れ、エルメスのバッグだとして、各80万元、合計160万元の価格で陳氏のバッグ会社に置いて販売させ、陳氏が総額180万元で売却した。