2009-05-11
アジア開発銀行がニュー台湾ドルをアジア貨幣債券計画(ACNP)に組み入れることを公布
アジア開発銀行(ADB、以下アジア銀行という)は先日、ニュースリリースを発布し、規模が100億米ドルであるアジア貨幣債券計画 (ACNP、以下ACNP計画という)中にニュー台湾ドル及びフィリピンペソを正式に組み入れることにした。ACNP計画はアジア銀行が2006年9月に公布したものであり、この計画に目下既にシンガポールドル、香港ドル、マレーシアリンギットが組み入れられており、ニュー台湾ドル及びフィリピンペソが増加されたら、5カ国の貨幣がACNP計画中に組み入れられることになる。
ACNP計画は、アジアで初めての当地貨幣で債券を発行する区域プラットフォームであり、この単一的なスキーム下でアジア銀行は、それら各国内市場で該国貨幣の無記名債券を発行し、それにより取得した資金を区域内の資金ニーズのある会員国に貸すことができる。目下アジア銀行が既にこのスキームによりシンガポール及び香港で債券を発行しており、これはアジア地区の債券市場の統合促進に役立ち、且つより多くの投資者を引き寄せることができる。
アジア銀行は、アジア銀行がニュー台湾ドル及びフィリピンペソの債券を発行したことがあるが、この二種類の貨幣がACNP計画に加入したら、アジア銀行が毎回発行するときに該国の政府の許可をもう取得しなくてもよく、より高い効率を達成し、資金ニーズのある開発途上国を助けるのに役立つ、と表示した。
これと同時に、中央銀行総裁彭淮南が理事の身分でアジア銀行がバリ島で開催した第42期年会に出席した。彭淮南が会中で、ACNP計画の範囲が拡大できたら、アジア区域の金融統合及び債券市場発展に更に役立つとアドバイスした。
台湾は、区域提携メカニズムを設けるべきであると長い間にわたって呼びかけてきて、且つ1997年アジア通貨危機以降、アジア債券市場を設け、もって区域貨幣の為替レートを安定させることを提案したが、いずれも受け入れられなかった。今、台湾と中国大陸の関係が緩和されてきたので、アジア銀行が正式にニュー台湾ドルをACNP計画中に組み入れた。