2009-04-27
四大公共工事につき落札基準を定める
行政院公共工程委員会范良銹主任委員は2008年4月21日に、政府が将来建築、道路橋梁、水利、軌道の四種類の工事につき、統一して重大公共建設の落札最低基準を定め、低い価格で入札を争うことを避け、市場価格に近づけることを望むと表示し、制限基準の水準が工事予算の85-90%を下回らず、以て工事品質を確保することを希望している。この情報は営造業者にとっては一つの大きな利益である。
営造公会(営造業組合)潘俊栄理事長は2008年4月21日に政府に対して、営造業の利益獲得が困難であり、政府が中小企業の信用保証基金の方式に照らして、政府、営造業と金融機構が三者契約を締結する方式で、営造業に低利の融資経路を提供することを望み、且つ低い価格で入札を争うことを避けるために、重大公共工事では最低基準価格の8割を下回るものを不合格応札とみなすことを望むと呼びかけた。
これに対し、范主任委員は2008年4月21日にメディアとの茶話会の時、業者が低い価格で入札を争うことにより生じる公共工事の施工品質の低下や手抜きなどの問題を徹底に改善するために、政府採購法(政府調達法)につき法改正を完成した後、統一して落札最低基準を定めると述べた。
現行のメカニズムによると、営造業者が主催機関の定めた最低基準価格の8割以下で落札し、且つ主催機関と契約を締結したとき、手抜きが発生する可能性があり、主催機関は工事品質の実質的な審査を行い、説明して信義則により契約を履行するよう営造業者に要求する責任を有しなければならない。但し、実務上は機関が様々な原因により監督を確実に行うことができないため、公共工事を低い価格で入札を争った結果、工事進度が遅れ、且つ予算を追加する必要が出て、完工後の工事品質の低下となり、また訴訟方式で営造業者の関係責任を確認しなければならなくなることがよく見られ、得るより失う方が多い。
范主任委員氏は、低い価格で入札を争う状況は目下少数であるが、なお公共工事全体の品質及び進度に影響を与え、工事の施工品質が少しでも低下すれば、もたらす損害は計算しがたい。例えば2007年に台風により、橋梁、道路の寸断などを含む台湾全土に500億元の損害をもたらした、施工品質の低下が主要な原因の一つであると強調した。
范主任委員はまた、業者が低い価格で入札を争うことを絶つために、将来優先的に建築、道路橋梁、水利、軌道の四種類の工事につき、業者の落札最低基準を定め、工事予算価格の85-90%を下回らないものを最低基準とし、この基準より低いものを不合格応札とみなす傾向となり、こうすると、落札価格を市場価格に近づかせ、請負業者に一定の合理的な利潤を与えることができるだけでなく、工事品質を保障することができると述べた。ただ、実際の進行においてはなお各公務機関を召集して討論させ、共通認識を凝集する必要がある。