2009-10-05

台湾Epistarと米Philips LumiledsのLED特許訴訟が和解

世界最大手の超高輝度赤色LEDメーカー、台湾のEpistar社が2009年9月24日に、アメリカのPhilips Lumileds社との間のLED特許に関わる争いにつき、双方に和解が成立したと発表した。また、和解協議により、Philips LumiledsがAlInGapのLED技術をEpistarに許諾し、双方が係属中の全ての訴訟を取り下げることに合意した。

超高輝度赤色LEDは自動車、電光掲示板等に広く応用されている。EpistarとPhilips Lumileds間は既にこの技術に関わる米国5008718号特許(718特許)につき法廷で争ってきて、米国国際貿易委員会(ITC)がEpistarのLED派生製品に対し、アメリカへの限定的な輸入禁止命令を出したこともある。今回の和解により、双方は協力関係に変わった。

Epistarの張副総経理は、718特許は今年の年末に満期になるので、双方は特許侵害訴訟を和解で解決することに合意した、また、Epistarも同時にPhilips LumiledsからAlInGapのLED技術の許諾を受けたので、クライアントの不安を払拭し、将来の製品デザイン及び効能の向上も期待できると表示した。

Epistarは最近、超高輝度赤色LEDの生産能力を上げたので、月間3億個のLEDを生産する能力を擁したが、生産能力の利用率は約6から7割に止まり、Epistarの売上の約25%から30%を占める。Philips Lumiledsは世界二位の超高輝度赤色LEDメーカであるので、今回の技術提携により、EpistarのLED産業の地位維持に役立つと思われる。
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