2009-11-09

台湾国内の初めての微型(小額)保険の発足

つい最近、台湾大手の国泰生命保険会社の微型保険契約が行政院金融監督委員会(以下、「金管会」という)に許可されました。微型保険契約の保険事故は人の傷害であり、の保険金額の上限はNTD30万元であり、保険契約者が毎年わずかNTD197元の保険費を負担すればよいとのことです。

微型保険に加入するための適格者は、金管会が定めている経済的な弱者という条件を満たせば、微型保険に加入することができ、また、身体検査の必要もないとのことです。いわゆる「経済的な弱者」とは、配偶者がおらず且つ年間総所得NTD25万元以下である、又は夫婦二人の年間総所得がNTD50万元以下であり、或は原住民、漁民、中低収入家族の子供、少年又は障害者等を指します。

主務官庁(金管会保険局)の担当者は、この微型保険は身体検査が必要ではなく、年齢の制限もないが、5名以上の保険契約者が合わせて保険に加入し、郷役所等の自治体、社会福祉機構等の代理機構を通して国泰生命保険会社に対し申し込む必要があると述べました。

微型保険という制度は政策面での意味は深いものがあります。要するに、その主旨は、「保険金が高額でなく、保険料が安く、保険事故があった場合に保険金額の請求が簡易で早い」ということであり、経済的に余裕がない家庭が緊急に金銭を必要とした場合に助かるようにするためです。外国では、インドなどの国ですでに「微型保険」を実施した事例があります。

ちなみに、国泰生命保険会社のほか、台湾の他の生命保険業者も微型保険に関する審査書類を金管会に提出し、審査してもらっているとのことです。
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