2011-02-21
「啤兒」という商標は知的財産裁判所に取消された
テレビCMでよく見られ、2年前一度話題になった「啤兒綠茶/BEER FLAVOR GREEN TEA(ビール風味緑茶)」の「啤兒」という商標は、台湾の有名な飲料会社である保力達公司が所有する。調べによると、保力達公司は「啤兒」という商標につき経済部知的財産局でノンアルコール飲料とビールなどの商品種類で商標登録を受けたが、台湾菸酒公司は、「啤兒」と英語の「beer」との読音が近似であり、且つ啤兒綠茶シリーズのテレビCMが特に「ビール風味緑茶」を強調するのは、消費者にビールであるとの混同誤認を生じさせる虞があるとして、経済部知的財産局に商標異議を提出した。保力達公司は否認したが、経済部知的財産局と経済部訴願委員会はいずれも台湾菸酒公司の異議理由を認め、「啤兒」シリーズ飲料とビールの商標登録を取消した。その後、保力達公司は知的財産裁判所に経済部知的財産局の行政処分を不服として行政訴訟を提起した。但し、知的裁判所の裁判官は、「啤兒」の「啤」と中国語の啤酒(ビール)は「啤」が同じ文字であり、なお、「啤兒」の発音は英語の「beer」と近いので、「啤兒」を飲料の商標とするのは、消費者にビールなどアルコール飲料であるという混同誤認をもたらす可能性があるとの理由で、保力達公司の主張を棄却した。ただ、本件はまた控訴することができる。