2011-05-30
知財法院が「ダージリン」を著名商標と認定、インド茶会公会が勝訴
インド北東部のヒマラヤ山麓で産出される「大吉嶺(ダージリン)」ティーは世界的によく知られているが、経済部は「著名商標」ではないと認定していた。この度、知的財産法院(裁判所)において、その経済部認定を取り消す判決が下された。
この問題は、経済部訴願委員会が「『ダージリン』が『高度な知名度』を有するとは疑わしい」とするフランス企業Delta Lingerie SA社の訴願を認め、経済部知的財産局の原処分(「ダージリン」は「高度の知名度」を持つとし、Delta Lingerie SAによる商標登録を認めなかったもの)を取り消したことを受け、インド紅茶局が知的財産法院に訴えていたものである。
知的財産法院は「商標の識別性が高ければ高いほど、より排他的に使用されるべきであり、その識別性に対する損害はより容易に認定されることになる」と指摘。「ダージリン」は著名商標であり、経済部の決定は認められず、Delta Lingerie SA社による商標登録は認められるべきではないと結論付けた。