2011-05-30

改正保険法が立法院の初審で可決、「海外保険」販売業者に刑事責任

保険法の改正法案が5月18日に立法院の財政委員会の初審で可決された。三読通過(可決)された場合、「海外保険」(台湾主管機関の許可を得ずに販売される海外の保険)を販売した保険業者には、3年以下の懲役と最高で2000万円の罰金が併科されるようになる。  

改正保険法は海外保険を扱う保険エージェントに対して相当の威嚇効果を持つと期待されている。ただ、保険エージェントは「消費者は我々の代わりにプライベートバンクのフィナンシャルアドバイザーや証券会社から購入するようになるだろう」と指摘している。  

保険業者によると、海外保険は台湾の保険より安く、且つ、政府が資金の流れを把握しにくいため、資産家にとっては節税手段の一つになっている。保険エージェント公会は、国内の保険エージェントの約2.5%が地下保険を扱っていると認めている。  

現行の保険法の下では、海外保険の販売者には90万元以上450万元以下の過料が科されるが、刑事責任は問われない。金融管理会は罰則が軽過ぎることが地下保険がなくならない原因と見て、改正を決めた。
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