2013-09-30

銀行の海外拠点設立審査、事前届出制へ

金融監督管理委員会(以下、「金管会」という)は、銀行の海外拠点設立審査につき、2013年末を目途に事前届出制へ移行することを目標として、検討を進めている。

銀行の海外拠点設立審査につき、今のところ「事前許可制」が採用されており、銀行が許可を取るまでは、凡そ1ヶ月の作業期間がかかる。本国銀行の海外展開を円滑に支援するため、将来、「本國銀行設立國外分支機構應注意事項(和訳:本国銀行海外拠点の設立に関する注意事項)」など関連法令の改正に伴い、銀行の外国支店、弁事処の設立審査は「事前届出制」が採用され、届出から15日までに主務官庁たる金管会が禁止しなければ、当該海外拠点を設立することができる。ただ、今回改正予定の範囲は、銀行の外国における支店及び弁事処に限られ、外国における子会社および中国における拠点は含まれていない。

金管会銀行局は「目下、本国銀行の海外における拠点は計276ヶ所となり、そのうち、アジア区は165ヶ所(全体の約60%)を占めているが、ここ数年間では、東南アジア各国の法令制限で当該市場への展開が困難になっているので、将来は、東南アジア各国とのMOU締結で関連制限の緩和を目指す」としている。
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