2015-03-09

今年、農業保険の開始予定

台湾の自然災害が多いため、自然災害による農作物等への損害が発生した場合、被害の一定割合を補償するという農業保険を、行政院農業委員会(以下「農委会」という)が保険業者を通じ導入する計画がある。今年ある保険会社が農業保険を開始し、最初の対象としている農作物は、梨、マンゴ、柿、巨峰葡萄、パパイヤ、タンカン、釈迦頭、ブンタン、ワックスアップルの九種のフルーツ、米を予定しているということだ。

もともと農民が自然災害による農作物等への損害を被った場合、農委会が「農業天然災害救助弁法」に従い、農民に補助金を交付しているが、農業保険が行われれば、リスクを分散することができようになる。

また、農業保険の保険金を支払う方法について、中華民国産物保険商業同業公会によると、自然災害による農作物等への損害に対し、保険会社が実際の損害を調査、確認の上、その損害に応じ、保険金を支払うという補償方法の外、自然災害が一定の規模になると、保険会社が実際の損害を調査、確認せず、直接に保険金を支払うという補償方法もある。しかし、後者の保険料が前者より高いとみている。なお、台湾の自然災害が多いので、農業保険の保険料が安くないと予想されるが、農委会が農民の代わりに保険料の一部を支払う予定があり、農民の負担を軽減する。   
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